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導入事例

導入事例:花王株式会社

世界レベルの実績とサポート面で安心できるBBCDNを採用

ソリューションと導入効果同社がBBCDNを導入することとなったのは、アジア地域への展開にまつわる2つの背景があった。
 1つは、東洋人の髪質を徹底研究して開発されたアジア市場向けのヘアケアブランド「アジエンス」の発売によって引き起こされた急激なトラフィックの増加だった。アジエンス発売当初、大手ポータルサイトに同商品のバナー広告を打つなどした効果もあり、話題の製品としてニュースで取り上げられるなど、大きな反響をよんだ。しかし、消費者の関心が高まるほど、同社のWebサイトにアクセスが集中し、レスポンスが著しく低下してしまったのである。本間ディレクターは当時を振り返って、「サイトにアクセスできないのは、お店に商品を買いに行ったのに、品切れだったのと同じことであり、当社にとっては大きな機会損失でした。いくら魅力的なコンテンツを揃えても、お客さまがいつでも確実に情報を見られるインフラが整っていなければだめだと痛感しました」という。
 もう1つは、アジア地域の各拠点にあるWebサーバを日本に集約する計画を立てていたことだった。花王グループ全体としてシステム投資の最適化を進めるとともに、各拠点でのインフラ運用管理の負荷を軽減し、各担当者が本来業務であるコンテンツの企画・制作やアクセスデータ分析に集中できるようにするのが狙いである。しかし、日本からデータを配信するようになると、海外からのアクセスに対するレスポンスの低下が懸念された。
 世界70カ国・2万台以上設置されているキャッシュサーバを活用し、どの地域のエンドユーザに対しても快適なアクセス環境を提供するBBCDNは、これらの課題の解決策として、最適だった。「検討段階では、他のCDNサービスなどとの比較も行いましたが、世界レベルでの配信実績とサポート力を考慮すると、BBCDNが一番安心して利用できると判断しました」と、本間ディレクターは採用のポイントを話す。加えて、サーバなどの設定変更も比較的簡単な作業で済んだことから、導入の容易さという点も評価している。

コンテンツ更新の作業効率も向上
“費用対効果”を高く評価

リニューアルされた花王のWebサイトでは、サーバからインターネットへの接続できる回線の3〜4倍の帯域に相当するデータ配信量を記録する日も少なくない。それでも、以前のようにアクセスができなくなることはない。アジア各国のスタッフからも、「いつでもスムーズにサイトが見られる」との声が返ってきているという。
 データ配信にかかるサーバの負荷が軽減されたことで、システム運用面のメリットも得られている。以前はコンテンツを更新する際のコピーに多くの時間を必要としていたが、BBCDN導入後は数秒で済むようになった。膨大な数のコンテンツを揃える同社のサイトでは、この時間短縮が作業効率の向上に大きく貢献している。
 さらに、本間ディレクターは、「私たちはBBCDNの月額料金を、テレビ・ラジオのCM料金や雑誌・新聞の広告掲載料と同じイメージで捉えています。もちろん、それぞれの特性は異なりますが、お客さまへの情報提供手段として比較すれば、BBCDNを使ったWebサイトは圧倒的に低コストで利用できるメディアだといえます」と、“費用対効果”という面でも高く評価する。  花王では今後、グローバルな視点でWebサイトの再編を行う方針。まだ計画段階ではあるが、「その中では、アジア地域におけるインフラ統合の効果をさらに高める策を講じるとともに、現在は別システムで運用している欧米地域のWebサイトにもBBCDNを適用することを検討していくことになるでしょう」と、本間ディレクターは見通している。


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